GMOコインのステーキング銘柄やメリット、デメリット、始め方を解説


目次

  1. GMOコインで取り扱っているステーキング銘柄は?
  2. GMOのステーキングにおけるメリット・デメリット
     1. GMOのステーキングにおけるメリット
     2. GMOのステーキングにおけるデメリット
  3. ステーキングの始め方
     1. GMOコインで口座開設
     2. 日本円を口座に入金
     3. ステーキングする暗号資産を購入
  4. GMO以外にも選ばれているステーキングサービス一覧
     1. SBI VC Trade
     2. Coin Trade
     3. BIT POINT
  5. 国内最高水準のステーキングサービス:フエルコ

GMOコインは、Web上で金融をはじめとしたさまざまなサービスを展開するGMOインターネットグループのサービスです。GMOコインの口座を通じて、暗号資産の売買やステーキング、FXなどの取引ができます。

GMOコインでのステーキングは、ステーキング対象となっている暗号資産を保有すれば自動で実行されるため、手間なくステーキング運用が可能です。一方で、一部のサービスと比べるとステーキング対象通貨が少ない、利回りが相対的に低いといった点がネックとなります。

今回の記事ではGMOコインのステーキングの対象銘柄やメリット・デメリット、ステーキングの始め方について解説します。 同社でのステーキング運用を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

1. GMOコインで取り扱っているステーキング銘柄は?

GMOコインでは、2024年12月21日現在において次の暗号資産のステーキングを扱っています。


いずれの暗号資産もGMOコインの取引所や販売所サービスを活用することで、購入・売却が可能です。GMOコインのステーキングは特段の手続きが不要で、暗号資産を保有すればただちにステーキング報酬の付与対象となります。

GMOコインがまとめてステーキング通貨として運用し、実際に報酬として暗号資産が付与されれば、GMOコインの手数料28%を控除したうえで、保有者に暗号資産が還元される仕組みです。

2. GMOのステーキングにおけるメリット・デメリット

GMOコインのステーキングのメリット・デメリットは次の通りです。


メリット・デメリットの双方を理解したうえで、GMOコインの利用の是非を判断してください。

2.(1) GMOのステーキングにおけるメリット

他の主要な取引所との特徴を比べると、GMOコインには次のようなメリットがあります。

  • 積立投資サービスがある
  • 手続き不要・入出金自由
  • 入出金サービスが優れている
  • XYM(シンボル)やQTUM(クアンタム)を扱っている

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

積立投資サービスがある

GMOコインには、積立投資サービス「つみたて暗号資産」があるのが魅力の一つです。「つみたて暗号資産」を利用すると、毎月もしくは毎日所定の金額で指定した暗号資産を継続的に購入できます。

継続的に自動購入することで、資産全体の平均購入価格が平準化されてパフォーマンスが安定する「ドルコスト平均法」が働きます。積立投資で購入した暗号資産をステーキングに回していくことで、より安定した資産運用が可能です。

積立投資サービスは全ての取引所にあるわけではありません。今回の記事の後半で紹介する主要な取引所の中では「GMOコイン」「SBI VC トレード」にて取り扱っています。

手続き不要・入出金自由

GMOコインのステーキングは、暗号資産を保有すると自動的にステーキングに預入れられます。 ステーキングを始めるうえで追加の手続きは不要です。

また、他のサービスでは、引き出しや売却ができない「ロック期間」が設けられている場合があります。一方でGMOコインではそのようなルールはなく、いつでも売却が可能です。

ステーキング報酬の金額を計算するときは、月内の平均保有数量をもとに公平に配布します。手間なくステーキング報酬を獲得でき、さらに柔軟に暗号資産を売却できるのが魅力です。

入出金サービスが優れている

GMOコインは「GMOあおぞらネット銀行」「楽天銀行」を利用した場合、他の取引所と比べて入出金を柔軟に、コストをかけずに実行できます。

*GMO*あおぞらネット銀行か楽天銀行を利用した場合* **利用する金融機関により異なる

Coin TradeやBITPOINTの入出金ルールと比べると、GMOコインでGMOあおぞらネット銀行か楽天銀行を利用した場合の方が、入金額反映の早さや入出金手数料が常に無料である点で優れています。

SBI VC Tradeのサービスも相応に優れていますが、同社の場合はリアルタイムに入金が反映される「クイック入金」を利用すると、7日間出金が制限されます。GMOコインにはその制約はないので、より柔軟に資金を出し入れできて便利です。

XYM(シンボル)やQTUM(クアンタム)を扱っている

GMOコインでは冒頭紹介した8種類の暗号資産を扱っていますが、そのうち、XYM(シンボル)やQTUM(クアンタム)を扱っているのは、主要なステーキングサービスを扱う取引所(GMOコイン、SBI VC Trade、Coin Trade、BITPOINT)のなかでは同社のみです。

XYM(シンボル)は、公開されたパブリックチェーンと参加者が限定されたプライベートチェーンを合わせ持つのが特徴です。そのため、企業が公開情報・非公開情報をうまく使い分けながら取引に利用できます。

マルチシグ(複数署名)という機能により、高速・低コストな取引を実現します。マルチシグはセキュリティ性を向上させて資産管理の安全性を高める効果もあります。以上の特徴から、法人同士や公的機関との取引など、機微情報を多く扱う主体の決済手段として普及していくと期待されています。

QTUM(クアンタム)は、UTXOというシステムで「ユーザーに紐づけられた分割不可能なコインの塊」と考えてユーザーと残高を管理します。この塊の取引の動きを追跡して現在の残高を計算します。この仕組みはビットコインにも取り入れられていて、第三者のデータ追跡を難しくし、匿名性を高める効果があるのが特徴です。

一方で、QTUM(クアンタム)は「スマートコントラクト」という仕組みも導入しています。これは、契約・資産の移転をあらかじめ定義したルールに基づいて自動化するもので、こちらはビットコインにはない仕組みです。UTXOとスマートコントラクトを合わせ持つことで、データ容量の軽さや匿名性を維持しながら、複雑な処理に高速で対応できる暗号資産となっています。

これらの暗号資産に魅力を感じて継続的な保有を考えている方は、GMOコインで保有すればXYM(シンボル)・QTUM(クアンタム)でのステーキング報酬を獲得できます。

2.(2) GMOのステーキングにおけるデメリット

GMOコインのステーキングのデメリットは次のとおりです。

  • ステーキング可能な暗号資産の数は少ない
  • ステーキング利回りが低い
  • 取引所に支払う報酬率が高め

GMOコインのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

ステーキング可能な暗号資産の数は少ない

主要な取引所のステーキング対象の暗号資産数は次の通りで、GMOコインは取扱数が少ないのが特徴です。


暗号資産の価格変動リスクを軽減するためには、複数の暗号資産に分散投資するのが一つの戦略となります。もし、一つの取引所で暗号資産をステーキング運用をするなら、対象通貨は多い方が分散投資が可能です。その点においては、GMOコインの銘柄数の少なさは弱みの一つとなるでしょう。

ステーキング利回りが低い

ステーキングの利回りは、取引所によっても差があります。GMOコインで提示されている利回りの目安は、他社対比で高いとはいえません。

主要取引所が提示するステーキング報酬の目安(年率)

GMOコイン、Coin Trade:時点に関する情報なし、SBI VC Trade:2024年11月時点、BIT POINT:2024年12月11日時点

SOL(ソラナ)はCoin Tradeと同程度ですが、ATOM(コスモス)、DOT(ポルカドット)については4社の中で最も低くなってます。 表示されている利回りは過去の実績値もしくは参考値ではあるものの、これらの数値をふまえると、GMOコインのステーキングは収益性が相対的に低い可能性があります。

取引所に支払う報酬率が高め

GMOコインは、取引所が徴収するステーキングの報酬が高めです。 取引所によっては、ステーキングに手数料を設定している場合があります。手数料は、運営事業者が獲得したステーキング報酬の一定割合を徴収する形で回収されます。各社の手数料は次の通りです。


このように、GMOコインは4社のなかで手数料が最も高くなっています。手数料で比較すると、無料のBIT POINTが優位です。

3. ステーキングの始め方

GMOコインでのステーキングの始め方は大きく分けて次の3ステップです。

  • GMOコインで口座開設
  • 日本円を口座に入金
  • ステーキングする暗号資産を購入

GMOコインは、暗号資産を購入して保有し続けていればステーキング報酬が発生する仕組みなので、購入後は基本的に対応事項がありません。それぞれのプロセスについて、詳しく紹介します。

3.(1) GMOコインで口座開設

まずはGMOコインで口座開設をします。GMOコインの場合はWebサイトの右上の「口座開設」と書かれたボタンを押せば、手続きを始められます。 ボタンを押した後、メールアドレスを記入する画面に遷移するので、普段利用してるアドレスを入力しましょう。

入力後したアドレスに手続きを進めるURLリンク付きのメールが届きます。そのURLから口座開設手続きのフォームにアクセスして、個人情報の入力や本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)の提出、本人の写真との照合といった口座開設のプロセスを進めましょう。最短で10分程度で取引を開始できます。

3.(2) 日本円を口座に入金

ステーキング運用をするには、GMOコイン口座にて暗号資産を保有する必要があります。そこで、その暗号資産の購入資金となる日本円を入金します。

GMOコインでは、GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行をはじめ複数の銀行であれば24時間365日、手数料無料で即時入金が可能です。 また、GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行については最低1円から入金できます(そのほかの金融機関は1,000円から)。GMOコインでは、暗号資産の購入自体は数円~数百円(通貨によって異なる)の少額から可能です。

ただし、暗号資産の数量が小さすぎて計算上の報酬付与額が少なすぎると、切り捨てられて付与を受けられない場合があります(報酬付与の最低条件も暗号資産によって異なる)。購入予定の暗号資産のステーキング報酬の最低付与条件を確認したうえで、充分な金額を入金しておきましょう。

入金はWebサイトやアプリにログインして「入出金」のメニューを選択し、金額を指定すれば実行できます。

なお、ほかの口座で暗号資産を保有している場合には、暗号資産をGMOコインに入金することも可能です。最初は日本円から暗号資産を購入する方が多いと想定されるため細かい手順は割愛しますが、もしGMOコインでステーキングに対応している暗号資産を入金すれば、入金後はステーキング報酬付与の対象となります。

3.(3) ステーキングする暗号資産を購入

入金した資金を使用して、暗号資産を購入します。このときGMOコインでステーキングに対応している次の暗号資産を購入しましょう。

  • DOT(ポルカドット)
  • ATOM(コスモス)
  • SOL(ソラナ)
  • XYM(シンボル)
  • XTZ(テゾス)
  • QTUM(クアンタム)
  • ASTR(アスター)
  • ADA(カルダノ)

上記の暗号資産を選択の上、口座上で数量を指定して購入しましょう。なお、たとえ暗号資産自体はステーキング可能な仕組みを取っていたとしても、GMOコインで対応していなければステーキングはできないので注意してください。たとえば、AVAX(アバランチ)のように、他社ではステーキングができるが、GMOコインで売買のみ対応の暗号資産もあります。

暗号資産の購入が終わったら、基本的にそれ以降対応事項はありません。 GMOコインは暗号資産を保有していれば自動的にステーキングの報酬付与が始まるため、保有し続けるだけでステーキング運用を実行できます。

なお、口座内の「ステーキング」のメニューで、特定の暗号資産のステーキング報酬を「受け取れない」設定にすることができます。通常は操作しなければデフォルトで「受け取る」設定になっているはずですが、万が一「受け取らない」設定になっていた場合には、設定を変更してステーキング報酬を受け取れるようにしましょう。

4. GMO以外にも選ばれているステーキングサービス一覧

GMOコイン以外では、次のようなステーキングサービスが人気です。


ここからは、GMOコイン以外の人気の3つのサービスについて紹介します。

4.(1) SBI VC Trade


SBI VC Tradeは、今回紹介する取引業者の中でステーキングに対応した暗号資産が最も多く、13の通貨で実施可能です。

GMOコインとのステーキング対応通貨の違いは次の通りです。


SBI VC Tradeは、ETH(イーサリアム)など時価総額の大きい通貨から、ATOM(コスモス)やDOT(ポルカドット)など利回りの高い通貨まで多様な通貨を取扱っています。 複数の暗号資産をステーキング運用してリスク分散したい方にはおすすめです。SBI VC Tradeでも、積立投資できるサービスがあります。

同社では25%のステーキング手数料が徴収されますが、手数料徴収前・後の双方のステーキング利回りを載っていて、投資にかかるコストが明示されているため、信頼できます。2024年11月の実績として、次のような水準がWebサイトに掲載されています。(利回りの高い暗号資産を抜粋)


SBI VC Tradeも、GMOコイン同様にロック期間の定めがなく、ステーキング対象の暗号資産を保有すると、自動的にステーキングが実行されます。また、いつでも売却ができるため、柔軟な運用が可能です。

4.(2) Coin Trade


Coin Tradeは、SBI VC Tradeに次ぐ11の暗号資産のステーキングを取り扱っています。


PLT(パレットトークン)やIOST(アイオーエスティー)は、今回紹介している4社の取引所の中では、Coin Tradeだけがステーキング対応しています。

Coin Tradeはロック期間があるタイプのステーキングサービスで、暗号資産により30日・60日・90日から任意のロック期間を選択する仕組みです(一部暗号資産はロック期間のプランに違いあり)。ロック期間中は、その暗号資産を引き出して売却することができません。

Coin Tradeのステーキングは、預ける通貨や数量を指定して申し込む必要があるため、GMOコインと比べるとステーキングのためにひと手間かかります。 暗号資産を保有するだけでは、ステーキングにならないので注意しましょう。2024年12月24日時点でWebサイトに掲載されている、利回りの高い通貨は次のとおりです。(最大年率。計測期間は記載なし)


4.(3) BIT POINT


BIT POINTは取り扱い暗号資産が少なめな一方で、全体として高いステーキング利回りの提供を重視するサービスです。


2024年12月11日時点では、取り扱う7通貨全てで日本国内の取引所のなかで最も高い利回りを記録しています。(BIT POINT独自の調査に基づく)

BIT POINTもGMOコイン同様に、暗号資産の口座開設をしていれば追加の手続きは不要です。 暗号資産を保有したら自動的にステーキング報酬の付与対象期間として計算されます。ステーキングの手数料は無料ですが、暗号資産の取引では売値と買値にスプレッドが存在します。円転するときに買値より割安なレートで交換するため、これが実質的な取引コストになります。

2024年12月11日時点で、利回りの高い通貨は次のとおりです。


5. 国内最高水準のステーキングサービス:フエルコ

ここまでいくつかのステーキングサービスを紹介してきましたが、イーサリアムのステーキングで高い利回りを狙うなら、Next Finance Tech社が運営するステーキングサービス「フエルコ」もおすすめです。

フエルコは、同社の独自研究に基づく運用手法を導入して、国内トップクラスの高い利回りを目指しています。たとえば、ETH(イーサリアム)の2024年12月の利回りは3.6%で、今回紹介したサービスの中で最も高い利回りとなっています。2024年1月以降で見ても、年率3.4%~4.0%で推移しており、安定して高い利回りを実現してきました。

また、フエルコでは次の3つのプランから報酬の受け取り方法を選べるのも特徴です。


ステーキングの受取報酬を「イーサリアム」「日本円」「他の仮想通貨」から選択できます。シンプルにETH(イーサリアム)を増やしたいなら「トクトクETHプラン」、円で受け取って円転する手間やステーキング報酬の価格変動リスクを抑えたいなら「コツコツ円プラン」、ほかの暗号資産へ分散投資したいなら「ワクワクアルトプラン」を選択しましょう。

こちらも預け入れ通貨と受取通貨が異なるステーキングのスキームについては、現在Next Finance Tech社が特許出願中です。

受け取る報酬の柔軟性を高めつつ、ETH(イーサリアム)のステーキングでより高い報酬の獲得を目指すなら、ぜひNext Finance Tech社の「フエルコ」を利用しましょう。なお、2024年12月21日現在はETH(イーサリアム)でのステーキングのみに対応していますが、今後は預け入れる暗号資産についても徐々に拡充予定です。