MetaMask(メタマスク)でのステーキングのやり方、活用方法を解説


目次

  1. MetaMask(メタマスク)のステーキング方法は?
     1. MetaMaskに暗号通貨を送金する
     2. MetaMask上でステーキングサービスを設定する
     3. ステーキングの詳細を設定してガス代を支払って終了
  2. MetaMask(メタマスク)のステーキングの仕組み
     1. リキッドステーキング(Lido・Rocket Pool)を利用した場合
     2. プールステーキングを活用した場合
     3. バリデーターステーキングを活用した場合
  3. MetaMaskのステーキングを上手に活用しよう
     1. 保有するイーサリアムを安全にステーキングする
     2. 3種類のステーキング方法を使いこなす
     3. 国内サービスと併用してリスク分散や柔軟な運用を実現する方法も
  4. 国内最高水準のステーキングサービス:フエルコ
  5. まとめ

MetaMaskとは、イーサリアムのブロックチェーンを基盤としたウォレットで、暗号通貨としてのイーサリアムのステーキングに対応しています。 MetaMaskを活用すれば、リキッドステーキングやプールステーキングなど、国内のステーキングサービスとは異なる方法でステーキングを行い、イーサリアムを報酬として獲得できます。

今回の記事ではMetaMaskのステーキングの特徴や仕組み、活用方法を紹介します。イーサリアムでのステーキング方法を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

1. MetaMask(メタマスク)のステーキング方法は?

MetaMask(メタマスク)は、イーサリアムのブロックチェーンを基盤としたウォレットです。 ウォレットとは、仮想通貨やトークンの保管機能を担う仕組みです。

ブロックチェーン基盤の決済、仮想通貨のスワップ(交換)などの機能も付与されています。MetaMaskでは、2023年1月よりステーキングができるようになりました。まずは、MetaMaskのステーキング方法を見ていきましょう。

1. (1) MetaMaskに暗号通貨を送金する

最初にMetaMaskをダウンロードして、ウォレットを作成します。 ダウンロードはGoogle Chrome経由で行い、そのままChromeの拡張機能に追加すると便利です。初めてMetaMaskを開くと、ウォレット作成の案内に遷移するので、Webページの指示に従って設定を完了しましょう。

ウォレット作成が完了したら、MetaMaskに暗号通貨を送金します。MetaMaskでステーキングできるのは2024年12月14日時点ではイーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)のみです。 取引所などでイーサリアムを購入して、MetaMaskに送金します。ウォレットへの送金は取引所側で手続きができるので、利用している取引所で確認してみましょう。

1. (2) MetaMask上でステーキングサービスを設定する

MetaMaskでステーキングの設定を行います。 まずMetaMask内の「Portfolio dapp」へアクセスすると、保有する暗号通貨を一覧表示できます。その中でイーサリアムを意味する「ETH」「MATIC」は横に「Stake」という青いボタンが付いていて、クリックするとステーキングの設定画面に遷移可能です。

1. (3) ステーキングの詳細を設定してガス代を支払って終了

ステーキング設定画面で詳細を設定していきます。まず、暗号通貨を預けるステーキング方法を選択します。MetaMaskでは、2種類のリキッドステーキング(不特定多数からステーキング通貨を集め、少額で自由に出し入れできるステーキングサービス)、プールステーキング、イーサリアムのバリデーターステーキングを選べます。

イーサリアムのバリデーターステーキングは32ETH以上の預け入れが必要なため、大口保有者でなければハードルが高いといえるでしょう。リキッドステーキングについてはLidoかRocket Poolというサービスを選べます。

Lidoは最低預入単位の指定がなく、Rocket Poolは0.01ETH単位から実行できるため、少額保有者も利用しやすいサービスです。また、プールステーキングは2024年6月から実装した手法で、こちらも少額から実行できる手法となっています。

利用するステーキング方法を決めたら、預け入れる数量を設定します。設定が完了した後は「ガス代」と呼ばれる、ブロックチェーンサービス利用で消費される手数料のようなものが表示されます。表示される「確認」ボタンを押せばガス代支払いも完了です。

2. MetaMask(メタマスク)のステーキングの仕組み

MetaMaskでのステーキングの仕組みは、「リキッドステーキング」であるLidoやRocket Poolを利用する場合と、プールステーキングやバリデーターステーキングを実行する場合とで異なります。それぞれの仕組みについて詳しくみていきましょう。

2. (1) リキッドステーキング(Lido・Rocket Pool)を利用した場合

リキッドステーキングを利用するとステーキング報酬として「リキッドステーキングトークン」が利用者に随時付与されます。「リキッド」とは「流動性」を意味しており、リキッドステーキングトークンは「流動性が高いステーキング」という意味です。

元々のステーキングは、ステーキングに預けた暗号通貨の売却できない「ロック期間」が存在しました。リキッドステーキングでは、リキッドステーキングトークンを介して、もとの暗号通貨をステーキングに預けたまま、実質的に資産の移動が可能です。

リキッドステーキングに暗号通貨を預けると、それぞれのリキッドステーキングトークンと交換されます。Lidoの場合は「stETH」、Rocket Poolは「rETH」というリキッドステーキングトークンが手に入ります。

いずれのトークンも、一定の条件のもとイーサリアム自体と交換が可能です。特にstETHはLido内の機能である「 Withdrawals Request and Claim」を使用すれば、1:1でイーサリアムと交換できます。rETHと交換できるRocket Poolにはこのような交換比率のペッグはないものの、取引所やRocket Poolを介してETHと柔軟に交換できます。

リキッドステーキングトークンはそのまま売却して現金にしたり、ブロックチェーンを活用した金融サービスを意味する「DeFiサービス」を利用して資産運用や決済などに利用したりすることが可能です。取引所や交換所などではリキッドステーキングトークンをほかの暗号通貨に交換するサービスも行っています。

このようにリキッドステーキングトークンを付与することで、ステーキングに暗号通貨を預けながら、柔軟に暗号通貨を使える仕組みであるのが特徴です。

2. (2) プールステーキングを活用した場合

MetaMaskでは、2024年6月より「プールステーキング」という仕組みの運用を始めています。これは、MetaMaskを開発したConsensys社が管理するプールに自身が保有するイーサリアムを預けることにより、相対的に少額でステーキング運用を始められる仕組みです。

従来、ブロックチェーンに自身が保有する暗号通貨を直接預けるためには、最低32ETHを用意する必要がありました(2024年12月28日時点で1,680万円相当)。

プールステーキングは、ほかの利用者の暗号通貨と合わせて、Consensys社が運用を代行してくれるため、利用者それぞれはより少額の預入でステーキング運用が可能です。同社の公式Webサイトによると「any amount of ETH」とあり、最低預入条件は特に設定されていません。

また、バリデーターに選出されたときのブロックの生成や承認作業も、同社が担ってくれます。なお、この仕組みを使用した場合、利用者はいつでもステーキングからの引き出しを依頼できますが、実際にイーサリアムが変換されるタイミングは、バリデーターの選出やブロックの生成状況により異なります。

2. (3) バリデーターステーキングを活用した場合

バリデーターステーキングは、昔から利用可能だったステーキング方法で、自分が保有する暗号通貨をMetaMaskを経由してブロックチェーンに預けます。 そのときには、最低32ETHが必要となります。

ただし、バリデーターに選出された場合の作業はConsensys社が代行してくれるため、ステーキング報酬を得るうえでの手間はかかりません。 MetaMask上でバリデーターステーキングを選択し、数量を指定して実行するだけで、簡単にステーキング運用が開始されます。

イーサリアムプールの運営コストなどがかからない分、プールステーキングよりは低コストでステーキング報酬を獲得できます。まとまった数量のイーサリアムを保有していて、当面引き出す必要がない方は、バリデーターステーキングを利用するのも一案です。

3. MetaMaskのステーキングを上手に活用しよう

MetaMaskのステーキングと国内サービスのステーキング、どちらを活用しようか悩む方も多いでしょう。次のような着眼点で、MetaMaskのステーキングをうまく活用しましょう。

  • 保有するイーサリアムを安全にステーキングする
  • 3種類のステーキング方法を使いこなす
  • 国内サービスと併用してリスク分散や柔軟な運用を実現する方法も

それでは、MetaMaskでのステーキングの活用法について、詳しくみていきましょう。

3. (1) 保有するイーサリアムを安全にステーキングする

すでにイーサリアムを保有している場合は、MetaMaskを活用した方が安全にステーキングできる可能性があります。 暗号資産は、常にハッキングなどによる資産流出のリスクを抱えており、2024年現在においては、そのリスクを完全にゼロにする方法は存在しません。

しかし、MetaMaskで保管したイーサリアムは、そのままMetaMaskからステーキングを行った方が、リスクを低減できる可能性があります。

もし、保有する暗号通貨を国内の取引所経由でステーキングに出す場合、まず、MetaMaskから国内の取引所に暗号通貨を移します。さらに国内の取引所は、ステーキングを実行する過程で、最終的にステーキング運用の委託先に資産を移す場合があります。

MetaMaskから直接ステーキングに出すよりも、多くの資産の移転が発生するため、その間でハッキング等の被害に遭うリスクも相対的に高くなるでしょう。そのためMetaMaskのセキュリティが信頼できるという前提に立てば、MetaMaskから直接ステーキングを行った方が安全性が向上する可能性があります。

3. (2) 3種類のステーキング方法を使いこなす

MetaMaskは、次の3つのステーキング方法を併用できるという点で、国内のステーキングサービスとは一線を画します。

  • リキッドステーキング
  • プールステーキング
  • バリデーターステーキング

リキッドステーキングを行うと、リキッドステーキングトークンを入手できます。リキッドステーキングはうまくいけばイーサリアム本体より価値が上昇する可能性があるため、イーサリアム自体を受け取るよりも運用効率が高められるチャンスがあります。

逆に、確実にイーサリアムを受け取りたいなら、プールステーキングを実行すればよいでしょう。さらに、イーサリアムの資産規模が拡大して32ETHに達したら、バリデーターステーキングを行うと、相対的にコストを抑えてステーキング運用が可能です。バリデーターとしての作業は必要ないため、手間なくまとまった規模の暗号通貨をステーキングに預けられます。

以上のように、複数の手法を使い分けたり、併用したりして、より柔軟なステーキング運用を実現できるのが、MetaMaskでのステーキングの特徴です。

3. (3) 国内サービスと併用してリスク分散や柔軟な運用を実現する方法も

国内サービスとMetaMaskを併用するのも、有効な戦略の一つです。 国内のサービスのうち、SBI VC Trade、BIT POINTは、イーサリアムをいつでも出し入れできるのが強みです。

MetaMaskのリキッドステーキングやプールステーキングにも一定の柔軟性があるものの、これらのサービスほどの柔軟性はありません。たとえば、暗号通貨の一部は、すぐに換金できるように国内サービスを利用して、当面換金が不要な部分をMetaMaskで運用するなどの使い分けが可能です。

また、MetaMaskもセキュリティにおいて完ぺきとは言えないため、暗号通貨の保管場所は複数のシステムに分けた方がより安心です。MetaMaskと複数の国内サービスに預ければ、その一部でトラブルがあったとしても、資産に与える損害を抑えられる可能性があります。

4. 国内最高水準のステーキングサービス:フエルコ

国内のサービスを利用して、MetaMaskより手軽にイーサリアム(ETH)でステーキング運用を実行するなら、Next Finance Tech社の「フエルコ」がおすすめです。 同社では、独自研究に基づく運用手法により、イーサリアムでの国内トップクラスのステーキング利回りを目指しています。実際に2024年12月のイーサリアムのステーキング利回り実績は3.6%で、主要取引所を上回る利回りを実現しました。

また、次の通り3つのプランで柔軟性の高いステーキング運用を可能としているのも、フエルコの特徴です。


ほかのステーキングと同様に報酬をETHで受け取りたいなら「トクトクETHプラン」、報酬を円に換える手間を省きたいなら「コツコツ円プラン」、イーサリアム以外の暗号通貨も保有しながら資産を分散させたいなら「ワクワクアルトプラン」がおすすめです。今後は、徐々に預け入れる暗号通貨についても拡充予定です。

なお、預け入れ通貨と受取通貨が異なるスキームについては、現在のところ、Next Finance Tech社にて特許出願中です。特許が認められれば、コツコツ円プランやワクワクアルトプランの仕組みはフエルコならではのものとなります。

5. まとめ

MetaMaskは、イーサリアムのステーキング運用が可能です。 国内のステーキングサービスとは異なり、リキッドステーキング、プールステーキング、バリデーターステーキングの3つの運用手法を選択できます。

それぞれの特性を掴んだうえで、自分に合った方法でステーキングを実行しましょう。MetaMaskの複数のステーキング方法や、国内サービスとの併用により、より効率よくかつ安全にステーキングを行うのも一つの方法です。

イーサリアムでのステーキングを国内サービスで実行するなら、Next Finance Tech社のフエルコがおすすめです。 同サービスでは、独自の運用手法を取り入れて、相対的に高い利回りを追求しています。MetaMaskや国内のステーキングサービスを活用して、着実にイーサリアムを増やしていきましょう。