リップルはステーキングができない!安定収入を得る方法やステーキングサービスを紹介
目次
- XRPステーキングについて
1. XRP(Ripple)の値動きや利回り
2. XRP(Ripple)とは?
3. XRP(Ripple)の基本的な特徴
4. XRP(Ripple)はステーキングができない - XRP(Ripple)から安定収入を得る方法
1. レンディングとは
2. XRP(Ripple)のレンディング - 【かんたんに始められて高利回り】ステーキングサービス一覧
1. SBI VC Trade
2. GMOコイン
3. BIT POINT
4. コイントレード
5. オーケーコインジャパン - 国内最高水準のステーキングサービス:フエルコ
- まとめ
XRP(Ripple)は、Ripple社が運営管理する暗号通貨です。 ほかの暗号通貨と異なり、Ripple社の管理機能が強いことなどから、アメリカの規制当局との対立を抱えている通貨です。
また、PoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)というブロックチェーンの生成・承認ルールを採用しているため、基本的にステーキングができません。今回の記事ではXRP(Ripple)の特徴や安定収入を得る方法についてまとめました。
1. XRP ステーキングについて
XRP(Ripple)では、暗号通貨のブロックチェーンを更新するための仕組みであるコンセンサスアルゴリズムにおいて「PoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)」という独自のルールを導入しています。そのため、実はXRP(Ripple)ではステーキングができません。 まずは、XRP(Ripple)の基本的な特徴について紹介します。
1.(1) XRP(Ripple)の値動きや利回り
XRP(Ripple)は、2025年1月17日時点で時価総額がおよそ29兆円に達する暗号通貨です。CoinMarketCapによると、世界で3番目の時価総額となっています。
過去5年ほどの値動きを見ると、2019年頃は1XRP(Ripple)=30円~40円程度で推移していました。2021年に何度か急騰する局面を迎えますが、2022年にふたたび40円台まで低下します。その後2024年10月ごろまで緩やかに上昇しましたが、2024年末以降急騰し、2025年1月は400円~500円台で推移しています。
XRP(Ripple)は長年アメリカの証券の規制当局であるSECと裁判で争っています。足元は、裁判の収束が近いとの見方や、SEC指導部の交代が追い風になるとの見方から、価格が急騰傾向です。
さて、XRP(Ripple)は、この後に紹介するPoCというコンセンサスアルゴリズムの仕組みにより、ステーキングができません。そのためステーキングでの利回りの目安も存在しません。
1.(2) XRP(Ripple)とは?
XRP(Ripple)は、2012年に公開された暗号通貨で、OpenCoin社にて開発されました。 同社はのちにRipple社に社名変更し、現在でもXRP(Ripple)を運営・管理しています。(以降は時系列にかかわらず、Ripple社と記載します)
Ripple社は、国際的な銀行間の送金システムであるSWIFTの課題を解決することを主目的として、リップルネットという仕組みを構築しました。SWIFTは安全性が高い反面、送金に時間がかかり手数料も割高であることから、Ripple社は安全性を維持しつつも高速・低コストな手段の構築を目指したのです。同社が構築したリップルネット上で決済に使用される通貨として、XRP(Ripple)が公開されました。
XRP(Ripple)は、暗号通貨でありながら、Ripple社という中央集権的な管理組織を持つのが大きな特徴です。 Ripple社は、日本の大手金融グループSBIホールディングスとの合弁会社「SBI Ripple Asia」を設立し、タイやカンボジアなどでリップルネットを活用した送金システムを運営させています。
一方で、アメリカの証券規制当局SECは、中央集権的な組織を持つXRP(Ripple)を「有価証券の一種であり、過去に有価証券登録のないまま発行・流通されてきた点が違法である」として、2020年に提訴しています。
この法廷での争いは2025年1月現在も続いています。ただし、2024年に一度判決が出ていることや、SECの指導部交代により状況が好転すると期待されています。
1.(3) XRP(Ripple)基本的な特徴
XRP(Ripple)およびリップルネットの特徴は次のとおりです。
1 特殊な分散型管理システムによる運用
2 総発行枚数の1,000億枚がすでに発行済み
3 リップル・トランザクション・プロトコルという独自の送金システム
XRP(Ripple)およびリップルネットは「XRP Ledger:XRPレジャー」という独自の分散型管理台帳システムによって運用されています。 分散型管理台帳システムとは、本来は単一の中央管理システムを持たずに、ブロックチェーンで複数の端末を情報を共有して管理・更新していく仕組みです。
「XRP Ledger:XRPレジャー」は、リップル社が主導して運営されていますが、リップル社とは独立した「バリデーター」と呼ばれる専門家が運営や情報の検証を行っていて、XRP(Ripple)の信頼性を担保しています。
XRP(Ripple)は、通貨発行量の上限が1,000億枚と非常に多いのが特徴です。参考まで、ビットコインは2,100万枚が上限です。1,000億枚はすでに発行済ですが、その大部分はリップル社と創業者が保有しているため、市場の流通枚数はこれよりも大幅に少なくなっています。 CoinMarketCapによると、市場に流通しているXRP(Ripple)は、およそ576億枚です。
また、XRP(Ripple)は、独自の「リップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)」というシステム内で使用される暗号通貨です。こちらはSWIFTの課題を解決する目的で構築されたシステムとなっています。たとえば、送金手続きはリップルネットワーク経由なら数秒で完了します。取引手数料も大幅に抑えられるため、取引コストを低減できるのが特徴です。
このような特性により、リップルネットワークはすでに多くの銀行・金融機関と提携しています。例えば日本では、三井住友信託銀行や三菱UFJファイナンシャルグループといった大手行も提携済みです。
1.(4) XRP(Ripple)はステーキングができない
XRP(Ripple)は、ブロックチェーンを更新するための仕組みであるコンセンサスアルゴリズムの違いにより、ステーキングができない暗号通貨です。
まず、ステーキングができる暗号通貨は「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
これは、暗号通貨をブロックチェーンに預けた人のなかからランダムに選出される複数の「バリデーター」が直近の取引情報をもとに情報の塊であるブロックを生成、互いに承認することで既存のブロックチェーンと連結して、情報がアップデートされる仕組みです。バリデーターの役割を果たしたときには新たに暗号通貨が付与され、これが一般にステーキング報酬と呼ばれるものとなります。
対して、XRP(Ripple)は「PoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)」という仕組みが採用されています。PoCでも、複数のバリデーターが取引情報元にブロックを生成・承認するのですが、PoCではリップル社が選出した人がバリデーターを担います。
この仕組みは、一部の特定の人がブロックの生成に携わるため、ほかのコンセンサスアルゴリズムとくらべてエネルギー消費が少なく済みます。一方で、世の中の一般の保有者がバリデーターとなって、ステーキング報酬を得ることはできません。
2. XRP (Ripple) から安定収入を得る方法
ここまで紹介した通り、XRP (Ripple)ではステーキングができません。XRP(Ripple)で安定収入を得る方法としては「レンディング」を利用するのが得策です。 レンディングが可能な通貨は、ステーキングが可能な通貨よりも多い傾向にあり、日本国内の取引所でも、複数のサービスがXRP (Ripple)のレンディングに対応しています。
2.(1) レンディングとは
レンディングとは、暗号資産を第三者に貸し付ける対価として、貸借料を得る運用法です。 金融機関が日本円のような法定通貨を貸し付けると利息を徴収するように、貸し手が借り手から利息を徴収できます。借り手が期日に元本をそのまま返済すれば、利息の分だけ貸し手は収益を得られる仕組みです。
日本の取引所では、取引所側が借り手となるレンディングサービスを運営しています。借り手が日本の大手企業となるため、安心して利用できるのが特徴の一つといえます。レンディング対象の通貨、募集期間、利率、貸付期間が掲示されていて、暗号資産を保有していれば、申込みができるシステムです。
2.(2) XRP (Ripple)のレンディング
日本国内の複数のレンディングサービスにおいて、XRP (Ripple)のレンディングを取り扱っています。 いくつかの例を挙げると、貸付の条件は次の通りです。

レンディングのシステムは取引所によって異なります。GMOコインのように、月1回の頻度で定期的に募集しているサービスと、事業者のポジション等をふまえて特定の通貨・数量でのみ募集しているサービスがあります。それぞれの特性をみながら、便利なサービスを利用してください。
3. 【かんたんに始めれて高利回り】ステーキングサービス一覧
XRP (Ripple)はステーキングができませんが、以下のサービスでは各社さまざまな通貨のステーキングに対応しています。

これらのステーキングサービスで取り扱う暗号通貨を保有して、ステーキングで安定収益を獲得していきましょう。ここからは、主要なステーキングサービスについて、詳しく紹介します。
3.(1) SBI VC Trade

SBI VC Tradeは、ステーキング可能な暗号通貨が13と、今回紹介する主要なステーキングサービスの中でもっとも取扱通貨が多くなっています。

FLR(フレア)、OAS(オアシス)、XDC(エックスディーシー)、APT(アプトス)などのように、他では取扱の少ない通貨でもステーキングができます。 SBI VC Tradeでは積立投資ができるため、少額から少しずつ暗号通貨を購入してステーキングを始められます。
ステーキングをする際には追加の手続きは不要で、ステーキング対象の通貨を保有するだけで、報酬を獲得可能です。さらに、ステーキングの間暗号通貨を引き出せない「ロック期間」もなく、いつでも必要な時に引き出しや売却ができます。
同社では25%のステーキング手数料が徴収されますが、手数料徴収前・後の双方のステーキング利回りを載せていて、投資にかかるコストが明示されています。利用するときには手数料徴収後のステーキング利回りを参考にするとよいでしょう。
3.(2) GMO コイン

GMOコインでは、暗号通貨と外為FXを一つのプラットフォームで取り扱っています。FXと暗号通貨へ共に投資しようと考えている方に便利です。 こちらでは、9つの暗号通貨のステーキングを扱っています。2025年1月18日から、新たにETH(イーサリアム)のステーキング対応を開始しました。

取扱銘柄は他社と比べても多くはありませんが、QTUM(クアンタム)、XYM(シンボル)のように、他では取扱いの少ない通貨でのステーキングも可能です。
GMOコインでは、ポルカドット(DOT)などいくつかの通貨において、顧客の預け入れ通貨の一部のみをステーキング運用する方針を取っています。この仕組みにより利回りが他社と比べて下がる反面、安定した運用を継続しやすいと期待できます。
なお同社も、暗号通貨を保有すれば自動的にステーキング運用される仕組みです。ステーキングの個別の手続きは不要で、かついつでも売却ができます。
GMOコインは、積立投資やレバレッジ取引(法定通貨のFXのように預け入れた証拠金をもとに大きなサイズのポジションを取れる)など多様な投資に対応しています。FXと一体となって、投資家の意向に沿ってさまざまな投資戦略を実践できるのが特徴です。
3.(3) BIT POINT

BIT POINTは、全体として高いステーキング利回りの提供を重視するサービスです。ステーキングの取扱い通貨は8つと少なめですが、DOT(ポルカドット)やATOM(コスモス)では2025年1月時点で15%超の高利回りとなっています。

そのほかの通貨でも、同社が取り扱う通貨のうち、まだ取り扱い開始間もないIOST(アイオーエスティ)を除く7通貨の全てで、主要日本国内の取引所のなかで高い利回りを記録しています。
なお、同社では、2024年12月よりIOST(アイオーエスティ)の取り扱いを新たに始めました。IOST(アイオーエスティ)についてはまだ利回りが公開されていませんが、2024年12月10日時点のBIT POINTの見込みによると、12.5%を目指しているようです。
BIT POINTも、暗号通貨を保有したその日から、自動的にステーキング報酬の付与対象となります。ステーキング自体に手数料はかからない一方、円→暗号通貨、暗号通貨→円で取引する際に売買スプレッドがあります。投資家が円→暗号通貨に交換するときのレートが、暗号通貨→円に戻すときよりも高いため、この差がBIT POINTの実質的な収益となっています。
3.(4) コイントレード

コイントレードは、SBI VC Tradeに次ぐ11の暗号通貨のステーキングを取り扱っています。次のようなラインナップとなっています。

PLT(パレットトークン)は、今回紹介している5社の取引所の中では、Coin Tradeだけがステーキング対応しています。 また、ISOT(アオーエスティ)、ATOM(コスモス)などの高利回りな暗号通貨も取り扱っています。
Coin Tradeはロック期間があるタイプのステーキングサービスです。基本的には、30日・60日・90日から任意のロック期間を選択する仕組みです(一部の暗号通貨はロック機関のラインナップに違いあり)。ロック期間中は、暗号通貨を引き出したり売却したりできません。
また、コイントレードでは、ステーキングを始めるために預ける通貨や数量を指定して申し込む必要があります。 暗号通貨を保有するだけでは、ステーキングにならないので注意しましょう。
3.(5) オーケーコインジャパン

オーケーコインジャパンは、中国の大手仮想取引所の一角である「OKEx」が日本向けに提供しているステーキングサービスです。 2025年1月現在では、11の暗号通貨のステーキングに対応しています。

オーケーコインジャパンでは、柔軟に出し入れできるフレキシブルプランと、ロック期間がある代わりに利回りが高いプランから、自分にあった方法でステーキングができます。中国発祥のステーキングサービスとあって、ZIL(ジリカ)、SUI(スイ)といった国内のサービスでは取り扱いのない暗号通貨でのステーキングも可能です。
ステーキングを実施する際には、複数プランから選ぶ必要があるため、オーケーコインジャパンでは、ステーキングのために追加に手続きが必要となります。保有しているだけではステーキングが始まらないので注意しましょう。
なお、同サービスでは、ステーキングの報酬付与の判定が毎日行われます。毎日16時以降に、その1日のステーキング報酬分の暗号通貨が口座にて付与される仕組みです。
4. 国内最高水準のステーキングサービス:フエルコ
ETH(イーサリアム)で高利回りなステーキングを追求するなら、Next Finance Tech社の「フエルコ」がおすすめです。 同社では、独自研究に基づく運用手法により、ETH(イーサリアム)での国内トップクラスのステーキング利回りを目指しています。
たとえば、2025年1月のイーサリアムのステーキング利回り実績は3.5%で、ここまで紹介したステーキングサービスを上回る利回りを実現しています。また、次の通り3つのプランで柔軟性の高いステーキング運用を可能としているのも、フエルコの特徴です。

一般的なステーキングサービスと同様に報酬をETH(イーサリアム)で受け取るなら「トクトクETHプラン」、価格変動のリスクを抑えて報酬を円で受け取りたいなら「コツコツ円プラン」、イーサリアム以外の暗号通貨を保有して資産を分散させたいなら「ワクワクアルトプラン」がおすすめです。今後は、徐々に預け入れる暗号通貨についても拡充予定です。
なお、コツコツ円プランやワクワクアルトプランのように、預け入れ通貨と受取通貨が異なるスキームについては、現在のところNext Finance Tech社にて特許出願中です。
Fuelco(フエルコ)でステーキングを開始したい方はこちらから。
Fuelco(フエルコ)|暗号資産の資産運用を始めよう
5. まとめ
本来「中央集権的な管理組織」をもたないのが特徴である暗号通貨において、XRP(Ripple)はRipple社が管理している点において特殊な仕組みを持つ通貨です。 一般の人はバリデーターになるのが困難なため、実質的にステーキング運用ができません。XRP(Ripple)で安定収入を得たいなら、今回紹介したレンディングを利用するのが得策です。
また、そもそもXRP(Ripple)にこだわらないなら、ETH(イーサリアム)などステーキングに対応した暗号通貨を保有して報酬を獲得しましょう。日本のステーキングサービスを利用すれば、少額から手間をかけずにステーキング運用をして、安定収入を得られます。