仮想通貨の積立がおすすめな理由とは?積立投資の始め方も紹介


目次

  1. 仮想通貨の積立とは?その特徴
     1. ドル・コスト平均法とは?
  2. 仮想通貨の積立のメリット・デメリット
     1. 仮想通貨の積立のメリット
     2. 仮想通貨の積立のデメリット
  3. 仮想通貨はコツコツ利息がもらえる(ステーキングの特徴)
     1. ステーキングの仕組み
     2. ステーキングサービスなら少額で利息収入を得られる
  4. ステーキングの始め方
     1. ステーキングを扱うサービスで口座開設
     2. 仮想通貨の積立投資を設定
     3. 積立日までに日本円を口座に入金(不要な場合もある)
     4. ステーキングの手続きが不要なサービスが便利
  5. 国内最高水準のステーキングサービス:フエルコ

一部の取引所や販売所では、仮想通貨の積立投資のサービスを行っています。積立投資とは、あらかじめ定めた頻度で定額を仮想通貨への投資に充てる取引方法です。 安定運用がしやすくなり、ときに価格変動が大きくなる仮想通貨を、長期で継続的に運用するうえで相性がよい方法といえます。

積立投資と仮想通貨で報酬が得られるステーキングを組み合わせると、利息収入を得ながら徐々に資産を増やしていけるので、さらにおすすめです。 この記事では仮想通貨の積立の特徴やメリット・デメリット、ステーキングの特徴を紹介します。少額から少しずつ仮想通貨で資産運用していきたい方は、ぜひ参考にしてください。

1. 仮想通貨の積立とは?その特徴

仮想通貨の積立とは、毎月や毎週などあらかじめ定めた頻度で、1回あたり5万円などの定額で仮想通貨を購入する投資手法を指します。

GMOコインやSBI VCトレードなど、複数の仮想通貨の取引所・販売所では積立サービスを行っています。積立設定をすれば、あとは設定に従って定期的に日本円を仮想通貨に交換してくれます。

なお、積立サービスでは、一度設定すれば定期的に購入が行われますが、売却のタイミングは利用者が任意に決めるのが一般的です。積立投資では、一般にドル・コスト平均法の効果により、長期で堅実に資産形成ができるのが特徴です。

1. (1) ドル・コスト平均法とは?

ドル・コスト平均法とは、積立投資を継続することで購入単価を平均化し、極端な損失リスクを抑えて長期で安定した運用をしやすくする投資手法のことです。 定期的に定額で投資を実行すると、高値圏では少ない数量で、安値圏では多い数量で買付できます。

例えば、月10,000円で以下の値動きを示す資産を以下のように積み立てたとき、毎月の購入数量は以下の通りです。


この時、平均購入単価は約825円となります。6月の価格は1月とおなじ1,000円ですが、ドル・コスト平均法の効果により、平均購入単価を引き下げることができています。

ドル・コスト平均法は、仮想通貨のように、比較的価格の値幅の大きい資産へ堅実に投資するうえで特に効果を発揮します。そのため、積立投資は仮想通貨のリスクを抑えて投資するうえで、有効な手段の一つです。

2. 仮想通貨の積立メリット・デメリット

仮想通貨の積立のメリットおよびデメリットは次のとおりです。


それぞれのメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。

2. (1) 仮想通貨の積立のメリット

仮想通貨の積立のメリットは次の3点です。

・相対的にリスクを抑えて投資できる
・少額から始められる
・一度設定したら自動的に仮想通貨が増えていく

これらのメリットに魅力を感じる方は、積立をぜひ始めてみてください。

相対的にリスクを抑えて投資できる

積立投資により、仮想通貨のリスクを相対的に抑えながら投資できます。 ドル・コスト平均法の効果で、極端な高値づかみを避けられるため、積立投資により資産の損益を抑えられます。

たとえば、以下の値動きを示す仮想通貨に、①10万円を一括投資した場合②月2万円を5ヶ月に分けて積立投資した場合のリターン推移は次の通りです。

①一括投資した場合


②月2万円ずつ5ヶ月にわたって積立投資した場合


①では最大で-50%の含み損を抱えますが、②なら-25%で済みます。このように、価格下落を伴う局面において、リターンの下落率を抑えられるのが、積立投資の大きなメリットです。

少額から始められる

積立投資は、一括投資よりも少額で始めて、徐々に資産規模を大きくできるのが一般的です。まとまった額で投資を始めようとしても、そもそも手元に余裕資金がなければ困難です。その点、積立投資なら、月数千円程度からでも投資が可能なため、無理のない金額で少しずつ資金を投資に回せます。

一度設定したら自動的に仮想通貨が増えていく

積立投資のサービスがある取引所を利用すれば、一度設定したのちは特に何をしなくとも自動的に買付が進んできます。 極端に価格が下落して損切りするときや、現金が必要になって売却する場合などを除けば、何もしなくても徐々に資産が膨らんでいきます。手間なく仮想通貨の資産規模を増やしていきたい方に、おすすめの投資手法です。

2. (2) 仮想通貨の積立のデメリット

仮想通貨の積立のデメリットは次の3点です。

・資産が増えるまでに時間がかかる
・短期で大きな利益を得るのには不向き
・損失を完全に避けられるわけではない

積立投資を検討する方は、デメリットを理解したうえで投資の是非を判断してください。

資産が増えるまでに時間がかかる

積立投資は少額で少しずつ買い付けていく手法なので、資産を増やしていくのに時間がかかります。 たとえば、月1万円で始めた場合、投資元本が10万円に達するのに10ヶ月、50万円に達するのに4年以上かかる計算です。

その間に価格が上昇すれば、より早いペースで資産を増やせる可能性はあるものの、特に価格が上昇傾向にあるときについては、一括投資と比べて仮想通貨の資産拡大ペースは緩やかなものになると理解しておきましょう。

短期で大きな利益を得るのには不向き

積立投資は、短期で大きな利益を得るのには不向きです。 特に相場が力強く上昇する局面においては、一括投資の方がすぐにリターンが増えます。たとえば、次のように継続的に上昇する暗号通貨に①10万円で一括投資②月2万円で積立投資をした場合を考えてみましょう。

①10万円で一括投資


②月2万円で積立投資


①の場合は、2月時点で40%のリターンを獲得し、5月には資産規模が倍増します。一方で②の場合は、トータルのリターンは42%に留まります。このように、基本的に上昇トレンドにおけるリターンは、一括投資に劣るのが特徴です。

損失を完全に避けられるわけではない

ドル・コスト平均法の効果を享受できるからと言って、必ず損失を回避できるわけではありません。たとえば、次のような下落相場においては、積立投資しても損失が発生します。


たとえ積立投資をしていても、相場の値動き次第で損失が発生するリスクがあることを忘れてはいけません。

3. 仮想通貨はコツコツ利息がもらえる(ステーキングの特徴)

仮想通貨のステーキングを活用すれば、積立投資をする間に少しずつ利息を獲得できます。 ステーキングとは、一部の仮想通貨を安定運用させるための仕組みです。一部のサービスでは、少額から投資家がステーキングに参加できるサービスがあります。積立投資とステーキングを組み合わせると、利息収入を獲得しながら少しずつ資産を増やしていけます。

3. (1) ステーキングの仕組み

ステーキングは、仮想通貨が取引情報を踏まえて、最新の状態に更新していくために必要な手続きの一つです。 仮想通貨はブロックチェーンという技術を土台として成り立っています。

このブロックチェーンでは、取引情報のかたまりを「ブロック」としてまとめ、それらを接続し続けることで、情報がアップデートされます。誰もが勝手にブロックを作れてしまうと、仮想通貨の秩序が守れなくなってしまうため、仮想通貨ではそれぞれが定めるルールに基づいて「承認」をすることでブロックが既存のブロックチェーンと接続する仕組みです。

いくつかの仮想通貨は、通貨を「ステーキング通貨」としてブロックチェーンに預けた人の中から、ランダムに複数の「バリデーター」という人を選ぶ仕組みがあります。バリデーターに選ばれた人は、直近の取引内容を踏まえてブロックを生成します。そして、互いが生成したブロックを承認すると、既存のチェーンにブロックが接続されます。

バリデーターとしてブロックの更新に貢献した人には、所定のルールに基づいて仮想通貨が配布されます。 この配布された通貨が「ステーキング報酬」で、ステーキングによって利息収入が得られる仕組みです。バリデーターは数秒ごとなど一般に高頻度で選別されるので、ある程度の期間通貨を預ける場合は、実質的に保有数量が多い人ほど多くの報酬を獲得できるチャンスがあります。

3. (2) ステーキングサービスなら少額で利息収入を得られる

取引所などのステーキングサービスを活用すると、少額で手間をかけずにステーキング報酬を獲得できます。 ブロックチェーンに預けて自らバリデーターになる場合、多額の仮想通貨が必要です。たとえば、イーサリアムの場合は32ETHが最低預入条件です。2025年1月9日時点のレートなら1,600万円相当額以上のイーサリアムを保有しなければなりません。

また、実際にバリデーターになると、ブロックの生成・承認作業が発生するため、高度なブロックチェーンの専門技術も必要になります。一般の個人にとってはハードルの高い作業となるでしょう。

一方で、取引所のステーキングサービスにおいては、多数の保有者から集めた資金をまとめてステーキング運用します。そのため、それぞれの利用者は、数百円~数千円程度などの少額から預け入れられます。

さらに、ステーキングの実際の運用は取引所や委託先が代行してくれるため、利用者は待っているだけでステーキング報酬を獲得可能です。取引所などのステーキングサービスを活用すると、手間なく少額で報酬を得られるのが魅力です。

4. ステーキングの始め方

ステーキングサービスを利用してステーキングを始める場合の手順は次の通りです。なお、今回は積立投資を設定する想定で紹介します。

  • ステーキングを扱うサービスで口座開設
  • 仮想通貨の積立投資を設定
  • 積立日までに日本円を口座に入金(不要な場合もある)
  • ステーキングの手続きが不要なサービスが便利

それぞれのプロセスについて、詳しく紹介します。

4. (1) ステーキングを扱うサービスで口座開設

最初に、ステーキングを取り扱う取引所や販売所にて口座開設を行います。事業者によっては「売買はできるがステーキングには未対応」というケースもあります。

例えば、GMOコインやSBI VCトレードでは、仮想通貨の売買とステーキングの両方が可能です。一方でコインチェックは、売買ができてもステーキングには未対応です。かならず、ステーキングに対応しているサービスで口座を開設して、仮想通貨を保有する準備をしましょう。

口座開設プロセスは、取引所やステーキングサービスによって異なりますが、仮想通貨がWeb上で取引するのが前提であるため、Web上で口座開設の手続きができるサービスが多いです。

メールアドレスや氏名、住所などの個人情報の入力、マイナンバーや運転免許証などを利用した本人確認などを行います。詳しくは、口座開設予定のサービスの手順を確認の上、手続きを進めましょう。所要時間は、サービスによって異なりますが、最短で即日で取引が可能になるサービスもあります。

4. (2) 仮想通貨の積立投資を設定

口座開設が完了したら、さっそく積立投資の設定をしましょう。具体的には、積み立てる仮想通貨と頻度、1回あたりの購入金額を指定します。設定しても最初の買付日までは取引が行われないため、入金前に積立設定することも可能です。

積立てる仮想通貨の銘柄は、必ずステーキングに対応しているものを選択しましょう。そもそも、仮想通貨の中にはステーキングの仕組みがないものもあります。たとえば、ビットコインはステーキングができない通貨です。

また、具体的なステーキング対応通貨は、サービスによって異なります。一例を挙げれば、イーサリアムのステーキングはコイントレードやSBI VCトレードでは取り扱っていますが、GMOコインでは不可です。ステーキングできなくとも、売買だけは取り扱っている場合もあるので注意しましょう。

4. (3) 積立日までに日本円を口座に入金(不要な場合もある)

銀行引き落としの設定をしていない場合は、積立日までに設定した投資金額以上の資金を口座に入金しておきましょう。 口座に充分な残高があれば、あとは設定に従って自動で買付が進みます。口座残高が不足するようであれば、あらかじめ日本円を追加入金して補充しなければなりません。

一方で、銀行引き落としのサービスを設定した場合は、入金手続きは不要です。引き落とし元の銀行口座に充分な残高があるかを毎月チェックしておけば、特に何もせずとも買付が進んでいきます。

4. (4) ステーキングの手続きが不要なサービスが便利

保有する仮想通貨をステーキング運用する場合に、追加手続きが不要なサービスと、必要なサービスがあります。積立投資で獲得した仮想通貨をステーキング運用する場合、追加手続きが不要なサービスを選択した方が便利です。

たとえば、SBI VCトレードやGMOコインなどは、積立投資ができて、さらにステーキングのための追加手続きが必要ありません。これらのサービスは、ステーキング対象の仮想通貨を保有しておけば、残高に応じてステーキング報酬を受け取れます。 売却もいつでもできるため、柔軟に仮想通貨の運用ができて便利です。

サービスによっては、ステーキングのために金額やロック期間(暗号通貨を売却・引き出しできなくなる期間)を設定しなければならない場合があります。こうしたサービスで積立投資を利用する場合、定期的に取得した少額の仮想通貨を都度ステーキング設定する必要があり、手間がかかります。そのため、積立投資をするなら、自動でステーキング運用が実行されるサービスを選んだ方がよいでしょう。

5. 国内最高水準のステーキングサービス:フエルコ

ステーキングで着実に資産を増やしていくなら、Next Finance Tech社の「フエルコ」もおすすめです。 同社では、独自研究に基づく運用手法により、イーサリアムで国内トップクラスのステーキング利回りを目指しています。2025年1月時点でのイーサリアムのステーキング利回りは3.5%で、過去1年間も3.4%~4.0%の高水準を維持しています。

また、次の通り3つのプランで柔軟性の高いステーキング運用を可能としているのも、フエルコの特徴です。


ほかのステーキングと同様に報酬をイーサリアムで受け取るなら「トクトクETHプラン」がおすすめ。報酬として獲得したイーサリアムもステーキング運用されるため、複利効果が働いて、長期で運用するほどイーサリアムベースでの資産の増加ペースが加速していきます。

一方で、報酬が相場変動の影響を受けるのを避けたいなら「コツコツ円プラン」、イーサリアム以外の暗号通貨を保有したいなら「ワクワクアルトプラン」がおすすめです。2025年1月時点ではイーサリアムのみを取り扱っていますが、徐々に預け入れる暗号通貨についても拡充予定です。

預け入れ通貨と受取通貨が異なるスキームについては、現在、Next Finance Tech社にて特許出願中です。特許が認められれば、コツコツ円プランやワクワクアルトプランはフエルコだけが提供できるサービスとなります。