ステーキングのデメリット・メリットや始め方を解説!


目次

  1. ステーキングのメリット
     1. 保有し続けるだけで報酬がもらえる
     2. 複利効果を享受できる
     3. 初心者でも始めやすい
     4. 預金より高利回りが期待できる
     5. 安全性が高い
  2. ステーキングのデメリット/リスク
     1. ロック期間中は取引が出来ないサービスもある
     2. 保有期間中に価格が下がるリスクがある
     3. ステーキング出来る通貨が限られている
     4. 利回りは常に変動し、下がる可能性もある
  3. ステーキングの始め方
     1. 暗号通貨の口座を開設する
     2. 暗号通貨を保有する
     3. 暗号通貨をステーキングに預ける
  4. 国内のステーキングサービス:フエルコ
  5. まとめ

ステーキングには、暗号通貨を保有し続けるだけで報酬が得られる、安全性が高いといったメリットがあります。 一方で、ロック期間中に取引ができない、対象となる暗号通貨が限られるなど、複数のデメリットも存在します。

今回の記事では、ステーキングのメリット・デメリット、そしてステーキングの始め方をまとめました。メリットとデメリットの両面を正しく理解したうえで、ステーキングでの暗号通貨の運用を始めましょう。

1. ステーキングのメリット

ステーキングのメリットには、次のような点があります。

  • 保有し続けるだけで報酬がもらえる
  • 複利効果を享受できる
  • 初心者でも始めやすい
  • 預金より高利回りが期待できる
  • 安全性が高い

ステーキングは、リスクが高いと思われがちな暗号通貨を長期運用するうえで、有効な手法の一つです。 こちらで紹介するメリットに魅力を感じる方は、ぜひステーキングにチャレンジしましょう。

1. (1) 保有し続けるだけで報酬がもらえる

ステーキングは、実質的に暗号通貨を保有し続けるだけで報酬がもらえる仕組みです。 取引所やステーキングサービスにてステーキングを利用すれば、保有期間と暗号通貨の数量に応じた報酬がもらえます。

株式の配当や投資信託の分配金のように、インカムゲインを獲得できるのがメリットの一つです。基本的に、ステーキング運用においては、報酬は増減することはあっても資産を減らすことはないため、長期間ステーキングに預けるほど、トータルの報酬は多くなっていきます。

ステーキングを個人で自ら参加するのはハードルが高いですが、現在では取引所やステーキングサービスで手続きをすれば、簡単にステーキングへ参加して報酬を獲得すること可能です。

1. (2) 複利効果を享受できる

定期預金などに似ていて、ステーキングは複利効果を享受できます。 ステーキングの報酬は、通常1年あたりの利回りで表現されます。ステーキングに預けた暗号通貨の数量が多いほど、獲得できる報酬の数量は増えるのです。

ステーキングで得た報酬を、全て次のステーキングに出すと、当初よりも獲得できる報酬が暗号通貨の数量ベースで多くなります。

たとえば、1,000枚を利回り10%のステーキングに出すと100枚の報酬が受け取れ、報酬獲得後の総保有枚数は1,100枚です。これをさらに同じ利回りでステーキングに出すと、今度は110枚が報酬となり、総保有枚数は1,210枚となります。

このように、ステーキングには複利効果があるため、元本を再投資し続けることでより早いペースで資産を増やしていくことができます。複利効果は、長期で運用するほど効果が高まるのが特徴です。そのため、ステーキングは長期での暗号通貨運用に適した手法といえるでしょう。

1. (3) 初心者でも始めやすい

ステーキングは、トレーディング収益を得るよりも難易度が低く、初心者に適した暗号通貨の運用方法です。 暗号通貨のトレーディングで収益を得るとなると、暗号通貨ごとの市場特性を掴む必要があり、高いトレーディングスキルが必要です。

ステーキングは、保有する暗号通貨を業者に預けるだけで、徐々に報酬が積みあがっていきます。難しいスキルやリスク管理は不要で、一度預けてしまえば、後は引き出すまで特に何もする必要がありません。また、多くの業者は、ステーキングの預入単位を少額に設定しています。少額から始められるのも、ステーキングが初心者向けの運用方法である理由の一つです。

1. (4) 預金より高利回りが期待できる

2024年11月現在において、ステーキングは銀行の普通預金金利や定期預金金利よりも高利回りな傾向にあります。 ステーキング報酬率は、通貨や取引業者によって異なりますが、おおむね年率で数%~10%台の利回りが期待できます。

日本円の普通預金や定期預金は、期間限定のキャンペーン等を除くと、1%以上の金利が出ることは稀です。円預金よりも暗号通貨のステーキングの方が、潤沢なインカムゲインを獲得できます。

1. (5) 安全性が高い

ステーキングは比較的安全性が高い運用方法です。 例えば、暗号資産交換所のETHステーキングサービスは、ステーキング中のETHは「コールドウォレット」に保管されたまま運用されます。さらに、これらの資産は分別管理の対象となっており、利用者の資産が適切に管理されていることが保証されています。

以上の仕組みにより、ハッキングによって暗号通貨の情報が盗まれたり、取引所の破たんのあおりを受けて暗号通貨を失ったりするリスクが非常に低いといえます。

また、ステーキングは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仕組みを採用する暗号通貨が存続するうえで欠かせない手続きです。ステーキングの仕組み自体が破綻するリスクは非常に低く、ルールに沿って着実にステーキング報酬を獲得できる可能性が高いといえます。以上の点から、ステーキングは相対的に安全に暗号通貨を運用する手法の一つです。

2. ステーキングのデメリット/リスク

ステーキングには、次のようなデメリット・リスクがあります。

  • ステーキング中とロック期間中は取引ができない
  • 保有期間中に価格が下落するリスクがある
  • ステーキングできる通貨が限られている
  • 利回りは常に変動し、下がる可能性もある

以上のデメリットやリスクが存在する点を理解したうえで、ステーキングを始めましょう。

2. (1) ロック期間中は取引ができないサービスもある

ステーキングにロック期間が設けられていると、その期間中は次の取引ができません。 ステーキングには、プランによってステーキング日数が定められているものがあります。

15日や60日、90日といったように、数週間~数か月程度の期間となっているサービスが多くみられます。期間が決まったステーキングにおいては、期間を経過するまで、原則として暗号通貨を引き出せません。 もし途中で引き出すと、ステーキング報酬を全額失ってしまうルールとなっているサービスが多くなっています。

サービスやプランによっては、ステーキングの預け入れ、引き出しがいつでも可能なプランもあります。しかし、このようなプランでも、業者が安定的にステーキングの手続きを実行できるようにするために、ロック期間が設けられている場合があります。

その場合は、引き出しの指示は常にできても、暗号通貨を現金化したり他の取引に使用したりできるのはロック期間の経過後です。その間は次の取引ができない点が、ステーキングによる資産運用のリスクとなります。

2. (2) 保有期間中に価格が下落するリスクがある

暗号通貨は、基本的に日々価格が動いています。ステーキングに預けている間に対円での暗号通貨の価格が下がれば、当然ながら損害を受けることとなります。 せっかくステーキング報酬を獲得しても、レートの下落によるダメージの方が大きく、トータルで損失が発生するリスクもあるのです。

一定期間ステーキングを続けるプランであれば、その間の価格変動リスクはさらに大きくなります。そのため、一般的に同一の暗号通貨においては、ステーキング期間が長いプランほど高いステーキング報酬が設定されています。

2. (3) ステーキングできる通貨が限られている

ステーキングは、すべての暗号通貨で実行できる手続きではない点に注意が必要です。 ビットコインに代表されるように、ブロックチェーンの承認手続きにProof of Work(PoW)という仕組みを採用している暗号通貨には、基本的にステーキング自体が存在しません。

また、取引所やステーキングサービスを介してステーキングを利用する場合は、取引所・ステーキングサービスが対応している暗号通貨しかステーキングへの預け入れができません。

ステーキングは本来、自分でステーキングに参加する方法と、取引所などへ預け入れて間接的にステーキング報酬を獲得する二つの方法があります。しかし、自前で直接ブロックチェーンとつながって、ステーキングを実行するのは非常にハードルが高いといえます。基本的には、取引所やステーキングサービスを利用するのが便利です。

取引所やサービスそれぞれで、ステーキングに対応した暗号通貨は異なります。利用中のサービスにおいて対象外の暗号通貨でステーキングを実行するなら、別の取引所やステーキングサービスを利用しなければなりません。

2. (4) 利回りは常に変動し、下がる可能性もある

ステーキングの利回りは常に変動しており、当然下がる可能性もあります。 ステーキングの利回りは固定ではなく、保有者の今後の損益見通しやステーキング通貨の数、全体に占めるステーキング率などの変数によって変動します。

ステーキング開始時点で確認できるステーキング報酬率は、それまでの実績に過ぎず、自身に適用されるステーキング利回りは取引前に確認することができません。ステーキング預け入れ後に利回りが下がって、期待していたほど報酬を得られない事態も起こりえます。

3. ステーキングの始め方

ステーキングを始めるには、暗号通貨の取引所やステーキングサービスに口座開設をする必要があります。 その後、暗号通貨を預ければ自動でステーキング報酬が発生するサービスと、個別に手続きが必要なサービスがあります。

3. (1) 暗号通貨の口座を開設する

まず最初に、暗号通貨の売買とステーキングが可能な暗号通貨の取引所やステーキングサービスに口座を開設します。具体的な口座開設の方法は、サービスによって異なりますが、一般にWebサイト上から無料で開設可能です。

所定の口座開設用のWebページを訪れたうえで、個人情報の記入および本人確認書類の提出などを経て、口座開設は完了します。

3. (2) 暗号通貨を保有する

口座開設が完了したら、まずはステーキングに預ける予定の暗号通貨を保有します。すでに保有している暗号通貨を開設した口座に移管するか、新たに暗号通貨を購入してください。

暗号通貨を購入するときには、事前に口座への現金の入金が必要です。入金が口座に反映されたら、購入する暗号通貨と数量を指定して購入しましょう。

3. (3) 暗号通貨をステーキングに預ける

暗号通貨が口座に反映されたあとのプロセスは、取引所やサービスによって異なります。 ステーキングの預入れ、引き出しが自由となっているサービスは、暗号通貨を保有したら自動的にステーキングへ預入れられます。 暗号通貨の保有期間に応じて、ステーキング報酬として同じ通貨が付与される仕組みです。

一方で、ロック期間があるタイプなど一部のステーキングでは、預け入れの手続きが必要です。 ただ暗号通貨を保有しているだけでは、報酬は得られません。一般にはWeb上の口座で手続きが完結します。口座にログインしてステーキングの手続きページに遷移しましょう。

まず、ステーキングに預ける暗号通貨を選択します。ロック期間があるステーキングでは、ロック期間の長さに応じて複数のプランが用意されているケースが多いです。任意のステーキング預入期間と、預け入れる暗号通貨の数量を指定して、実行します。以上で、ロック期間がある場合のステーキング手続きは完了です。

4. 国内のステーキングサービス:フエルコ

国内には複数のステーキングサービスがありますが 
「イーサリアムを預けて高いステーキング報酬を獲得したい」「イーサリアム以外の通貨でステーキング報酬を獲得したい」 と考えている方には、 Next Finance Tech社が運営する「フエルコ」 がおすすめです。

フエルコでは、利用者が預入れた暗号通貨を、Next Finance Tech社が独自に研究・開発したシステムでステーキング運用します。効率的な運用により、国内トップクラスのステーキング報酬の獲得を目指している特徴です。

たとえば、イーサリアムのステーキング利回りは、2024年以降でみて年率3.4%~4.0%で推移していて、同期間の主要取引所の利回り比べて高水準です。2024年11月24日時点では、イーサリアムでの預け入れのみに対応していますが、今後順次取り扱い通貨を拡充予定です。フエルコでは、次の3つのステーキングプランを用意しています。

また、預け入れた暗号通貨とは別の通貨でステーキング報酬を獲得できるのも、フエルコならではの特徴です。


報酬で獲得した通貨の売却の手間を省きたい、もしくは報酬を暗号通貨で保有して、価格下落の影響を受けるのを避けたいという方には「コツコツ円プラン」がおすすめです。また、報酬を活用した別の暗号通貨に分散投資したいなら「ワクワクアルトプラン」を利用しましょう。

なお、預け入れ通貨と受取通貨が異なるステーキングのスキームについては、現在Next Finance Tech社にて特許出願中です。

5. まとめ

暗号通貨のステーキングは、暗号通貨を保有しているだけでインカムゲインが得られる、相対的に安全で初心者でも始めやすいなど複数のメリットがあります。 一方で、ロック期間が設けられている場合がある、保有期間中に価格が下落して損失が発生するリスクがあるといったデメリットには注意しましょう。

また、ステーキングができる通貨は取引所やステーキングサービスによって異なります。自分がステーキングで運用したい暗号通貨を取り扱っているサービスで口座開設しましょう。

なお、ステーキングの手続きの方法も口座によって違いがあります。暗号通貨を保有すれば自動的にステーキング運用が始まるサービスと、改めてプランや預ける暗号通貨・数量の指定が必要なサービスがあります。自分が利用する口座がどちらのタイプか、あらかじめ確認してください。

ステーキングの特長や、メリット・デメリットの双方をよく理解したうえで、暗号通貨を保有して、ステーキングでの資産運用にチャレンジしましょう。