ステーキングの利回りはどのくらい?暗号通貨ごとに異なる理由も解説
目次
- ステーキングにおすすめの暗号通貨の利回り一覧
- ステーキングサービスのおすすめ一覧
1. SBI VC トレード
2. Coin Trade Stake
3. GMO コイン
4. BIT POINT - ステーキング利回りが異なる理由
1. 基本的なステーキング利回りの決定要因
2. ステーキング利回りは常に変動する
3. 取引所ごとでステーキング利回りに差が生じる - よくあるステーキングプランと利回り
1. よくあるステーキングプラン①|フレキシブルプラン
2. よくあるステーキングプラン②|定期プラン
3. 複数の選べるプランを提供しているサービスも - 国内のステーキングサービス:フエルコ
- まとめ
保有する暗号通貨をステーキングに預けると、預けた期間や数量に応じてステーキング報酬が得られます。ステーキング報酬の利回りは、暗号通貨と利用するサービス、選んだプランによっても異なるのが特徴です。
今回の記事では、主要な暗号通貨のステーキング利回りや、おすすめのステーキングサービス、ステーキング報酬の利回りが変化する要因などを紹介します。
1. ステーキングにおすすめの暗号通貨の利回り一覧
主要な暗号通貨のステーキング利回りの範囲をまとめると、次のとおりです。

こちらは2024年11月24日時点で、主要取引所にて掲載されている利回り水準です。掲載されるステーキング報酬の利回りは、過去の実績値であり、これからステーキングに預けたときの利回りはその時点ではわかりません。利回りが保証されたものではない点を理解したうえで、ステーキングに出す暗号通貨を検討しましょう。
2. ステーキングサービスのおすすめ一覧
ステーキングは、取引所やサービスごとに取り扱い通貨の数やステーキング報酬の水準、利便性が異なります。数あるサービスの中で、以下の4つがおすすめです。

それぞれの取引所のサービス内容について、簡単に紹介します。
2. (1) SBI VCトレード

SBI VCトレードは、ステーキングに預け入れられる通貨数が13と豊富なのが特徴です。 ETHやDOTなど主要な通貨はもちろん、相対的に取り扱う取引所が少ないオアシス(OAS)、フレア(FLR)などのステーキングもできます。
ロック期間の定めがないタイプで、ステーキングに預けていてもいつでも引き出しが可能です。 手数料が獲得報酬の25%と明示されているため、安心感があります。SBI VCトレードで暗号通貨を保有していれば、特別な手続きをせずにすぐ利用できる手軽さも魅力です。
2024年10月末時点での、利回りの高い通貨は次のとおりです。

過去の実績である点に留意が必要ですが、DOTやATOMでは10%を超える利回りを記録しました。
2. (2) Coin Trade Stake

Coin Trade Stakeは、11の暗号通貨のステーキングを取り扱っています。こちらは、**90日間のロック期間を設けた定期タイプのステーキング**となっています。一度預けると、90日間は原則として引き出しができません。なお、報酬については、一回目が預入れから数日~数週間後、その後はおよそ数日の頻度で獲得できるのが特徴です。
Coin Trade Stakeのステーキングは、預ける通貨や数量を指定して申し込んで利用します。ただ通貨を保有しているだけではステーキング報酬は得られないので注意しましょう。
2024年11月24日時点でWebサイトに掲載されている、利回りの高い通貨は次のとおりです。

DOTやATOMは、ステーキング報酬が年率10%を超えています。なおPLTは、今回紹介する取引所の中では、Coin Trade Stakeだけが取り扱う暗号通貨です。
2. (3) GMO コイン

GMOコインは、暗号通貨と外為FXを一つのプラットフォームで取り扱っているのが特徴です。 二つの投資を共に実行する方にとっては、複数の口座開設が必要なため便利といえます。GMOコインのステーキングは特に手続きが必要なく、口座で暗号通貨を保有していればステーキングが実行される仕組みです。
ただし、GMOコインの口座にある暗号通貨の一定割合しかステーキングに出さない仕組みとなっているため、ステーキング利回りが他社より低めである点には留意しましょう。
2024年11月24日時点でWebサイトに掲載されている、利回りの高い通貨は次のとおりです。(上限値を基準に高い3通貨を抽出)

2. (4) BIT POINT

BIT POINTは、高いステーキング利回りの提供を重視するサービスです。2024年11月24日時点では、取り扱う7通貨全てにおいて、日本国内の取引所のなかで最も高い利回りを記録しています。(BIT POINT独自の調査に基づく)
暗号通貨の口座開設をしていれば追加の申込手続きなどは不要で、暗号通貨を保有したその日からステーキング報酬の付与対象となります。また、BIT POINTはステーキング報酬に対する手数料が無料です。より効率よく報酬を獲得して、暗号通貨を増やせます。
2024年11月24日時点でWebサイトに掲載されている、利回りの高い通貨は次のとおりです。

3. ステーキング利回りが異なる理由
ステーキング利回りは取引所ごと、暗号通貨ごとで異なります。 さらに、利回りは刻一刻と変動するため、預け入れた瞬間の利回りが実現するとは限りません。ここではステーキング利回りが異なる理由や、変動要因についてまとめました。
3. (1) 基本的なステーキング利回りの決定要因
ステーキングの利回りは、暗号通貨の期待リターンやデフォルトリスク、ステーキング対象の通貨数量、暗号通貨全体に占めるステーキングに出された通貨の割合(ステーキング率)によって決まります。
端的にいうと、需給やリスクによって利回りが変動する仕組みです。ステーキング率が低かったり、ステーキングの数量が減少したりすれば、その暗号通貨は将来の正常に運営されないリスクが少し高くなります。その結果、ステーキング利回りに上昇圧力がかかります。
ステーキング利回りが上昇すると、暗号通貨の保有者が期待できる収益が向上します。やがて安定してブロックチェーンを更新できる水準までステーキング数量が増加すると、利回りの上昇に歯止めがかかります。逆に、ステーキングの数量や割合が多い場合には、利回りを下げて新たにステーキングに出される通貨の数量を抑制します。
以上のような関係性のもと、そのときのステーキング率や暗号通貨の数量をもとに、市場原理に基づいてステーキング利回りが決定する仕組みです。
3. (2) ステーキング利回りは常に変動する
ステーキング利回りは、先に紹介した原理に基づいて常に変動しています。ステーキングに対応したサービスでは、多くの場合対象となる暗号通貨の利回りが表示されますが、こちらはその瞬間の参考値です。 実際に自分が享受できるステーキング利回りは、ステーキング申し込み時点ではわかりません。
ステーキングの数量や、暗号通貨全体の通貨数量は、取引が行われるたびに変動します。その結果、暗号通貨の将来のリスクや期待される収益率も変動することから、ステーキング利回りも変動していきます。
そのため、いまステーキング利回りが高い通貨も、その後ステーキングに出された通貨が急増して利回りが下がる可能性があります。
3. (3) 取引所ごとでステーキング利回りに差が生じる
同じ暗号通貨でも、取引所によってステーキング利回りは異なります。 取引業者は基本的に事業としてステーキングサービスを提供しているので、事業を運営するうえで必要なコストや報酬をステーキングから得られる報酬から徴収します。そのうえで、残りの金額を取引業者にステーキング利用者に還元します。ステーキングに伴う手数料や報酬の水準は、取引業者によって異なります。
さらに、ブロックチェーン上のステーキング利回りを踏まえて、どの程度積極的にステーキングを行うかは、それぞれの業者が判断するポイントです。
たとえば、ある通貨のステーキング利回りが魅力的と判断されれば、取引所利用者に対する利回りを引き上げて、ステーキングを促進させる可能性があります。逆の判断によって、保守的な利回りを提示するケースも考えられるでしょう。以上のような要因により、ステーキング利回りは取引所によっても変動します。
4. よくあるステーキングプランと利回り
ステーキングサービスや取引所は、しばしば複数のステーキングプランを用意しています。 ここでは、多くの取引所で導入されているプランを紹介します。
4, (1) よくあるステーキングプラン①|フレキシブルプラン
多くの取引所やステーキングサービスでは、フレキシブルプランと定期プランの二つのプランを用意しています。 フレキシブルプランは、発行する国や地域が価値を保証する法定通貨でいうところ普通預金の感覚に近く、いつでもステーキングへの預入・引き出し申し込みが可能です。
ただし、ステーキングを円滑に運営するために、引き出し申し込み後に数日のアンロック期間が設けられている場合もあります。暗号通貨を別の取引に使用できるようになるのは、アンロック期間経過後です。 申し込んだその瞬間から、取引に使用できるとは限らない点に注意しましょう。
4. (2) よくあるステーキングプラン②|定期プラン
定期プランは定期預金に似た仕組みです。 一定のステーキング期間が定められていて、その間は引き出すことができません。もしルールに反して引き出しを指示した場合には、ステーキング報酬を得られなくなります。
多くのサービスでは、複数のステーキング期間のメニューが用意されています。 数週間~数か月程度の間のいくつかのプランから、利用者が任意のプランを選択できる仕組みとなっている場合が多いです。
基本的には、保有者にとって制約の多い定期プランの方が、高めのステーキング報酬が設定されています。さらに、長期の定期プランの方が利回りは高い傾向があります。
4. (3) 複数の選べるプランを提供しているサービスも
ステーキングサービスの一つであるフエルコでは、複数プランから選べる独自のステーキングプランを運営しています。保有者の意向に合わせて、ステーキング報酬を円やほかの暗号通貨で受け取れるプランがあるのが特徴です。
2024年11月時点では、どの通貨で報酬を受け取っても利回りは同じですが、今後はそれぞれの通貨の変換レートや需給に応じて利回りが変化する可能性があります。
5. 国内のステーキングサービス:フエルコ
フエルコは、Next Finance Tech社が提供するステーキングサービスです。2024年11月24日時点ではETH(イーサ)での預け入れのみに対応していますが、今後順次取り扱い通貨を拡充していく予定です。
フエルコでは、同社の独自研究に基づく自社開発の運用手法を導入することにより、国内トップクラスの利回りを目指します。 実際に、ETHのステーキング利回りは、2024年以降でみて年率3.4%~4.0%で推移しており、主要取引所と比べても高水準です。
また、預け入れた暗号通貨と異なる通貨で報酬の受け取れるのも、フエルコならではの特徴です。フエルコでは、次の3つのステーキングプランを用意しています。

シンプルにETHを増やしたいなら「トクトクETHプラン」、報酬で獲得した通貨の売却の手間を省きたいなら「コツコツ円プラン」、複数の暗号通貨で分散投資していきたいなら「ワクワクアルトプラン」がそれぞれおすすめです。自分に合ったプランでステーキングを始めましょう。
なお、預け入れ通貨と受取通貨が異なるステーキングのスキームについては、現在Next Finance Tech社にて特許出願中です。
6. まとめ
ステーキングの利回りは預入れ期間や数量だけでなく、暗号通貨や利用するサービスによっても異なります。 今回紹介したおすすめのサービスも参考にしつつ、ステーキング利回りや取り扱い通貨、利便性の点で魅力的なサービスにて口座を開設しましょう。
また、ステーキングに預ける暗号通貨を選ぶ際ですが、利回りの高さだけを基準するのはおすすめしません。ステーキング利回りが高くとも、価格変動が大きかったり下落傾向が続いていたりすると、価格損失がステーキングによる収益を打ち消してしまうリスクがあるからです。
価格変動リスクとステーキング利回りの双方を比較したうえで、自分に合った暗号通貨で運用を始めましょう。
最後に、ステーキングは利回りが預け入れ時点で確定するものではなく、Webサイトなどで閲覧できる利回りは過去の実績値でしかありません。預け入れ後のステーキング数量と暗号通貨の数量、将来の期待リターンなどによって、実際に獲得できるステーキング利回りは変動する点に注意しましょう。